2013年7月3日水曜日

ピアノについてるペダルって何に使うの? 左のペダル編

今回はピアノに付いている左側のペダルを紹介します!

このペダル、グランドピアノではシフトペダル、アップライトピアノではソフトペダルといいます。
その構造もまったく違ってきます。

ではまずはアップライトピアノの場合です。
ソフトペダルは弱音ペダルとも呼ばれていて、踏むとハンマーが弦に近づき、音が小さくなります。
近づいた分だけ勢いが弱くなるので音が小さくなるんですね。
野球で言うとフルスイングとハーフスイングみたいなものでしょうか。
そしてそれに伴ってタッチも変化します。


次にグランドピアノの場合です。
ペダルを踏むと鍵盤からハンマーまでの構造(アクション)が右に、ちょこっと移動(シフト)します。
ペダルを踏んだ状態。ハンマーが右にずれてます!
こうすることで音がく丸みのあるものに変わります。

なんで丸みのある音!?

普通に弾いている状態だとハンマーの弦に当たる場所はいつも同じところなので、ハンマーに使用されているフェルトは徐々に硬くなっていきます。

これが右にずれると…そう、普段使用されていない柔らかい部分で弦を叩くことになります。
こういう理由でシフトペダルを使うと柔らかい音が出てくるんですね(*^_^*)

ペダルの踏み込み具合でズレる距離も変わりますので色々音色の変化を試してみてください♪

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